髪のケアは、外側と内側から行うのが大事!
私が髪質を保つために行っていることは、髪の外側からのケアと、内側からのケアがあります。
まず、外側からのケアについては、夜、入浴前に髪をとかすことからはじまります。
髪は細く、摩擦や絡まりによって髪の毛がいたむ原因になるそうです。
髪を洗う前に髪のからまりをほぐし、洗髪時になるべく摩擦がおこらないようにするため、入浴前に髪をとかすのは欠かせません。
その後、入浴しますが、余裕があれば湯船の中で頭皮のマッサージをしています。
頭のコリもほぐれますし、髪の根元をほぐすのは、血行促進にもつながり、髪の毛のためにも良いと思ったからです。
とはいえ、実際には1週間に1度くらいしかしていませんが、頭皮マッサージをしたあとは何となく気持ちがスッキリしています。
次に髪を洗うことになりますが、その際にもまずはシャワーで髪をよく濡らすとともに、汚れを洗い流します。
一説によれば、シャワーを念入りにすれば、髪の汚れの多くは落ちるそうです。
汚れが落ちれば、その分だけシャンプーの量は少なくてすみます。
ですので、シャワーで念入りに髪を濡らしてからシャンプーをつけるようにしています。
シャンプーは特に高いものではなく、よくスーパーやドラッグストアに売っているものを使っています。
本当は高いものの方が髪質の維持のためには良いのかもしれませんが、ここでは経済的なことを考えて、無理のない範囲のものを購入しています。
ただし、髪につける前には軽く泡立てるようにしています。
その方が髪に優しいし、すすぎの際にも洗い残しが少なくなるからです。
また、洗う際には髪同士をこすらないよう気をつけています。
地肌を指の腹で洗い、そのあと、指で軽く髪をとかすようにして、シャンプーは終了です。
その後、念入りにシャワーですすいで、泡をしっかり落とします。
次にコンディショナーです。
以前はヘアパックやトリートメントをしていた時期もありますが、子どもと一緒に入浴するので、ヘアパックなどをつけても、ゆっくりとなじませる時間がありません。
コンディショナーはシャンプーとは逆で、髪先に多めになじませ、頭頂部は手に余った分を軽くなじませる程度にしています。
その後、シャンプー同様、すすぎ残しのないようにシャワーで洗い流します。
入浴時のケアは以上ですが、私の場合、髪のケアは入浴後の方を重要視しています。
髪が濡れたままだとキューティクルがはがれて傷みやすいとのことなので、まずはタオルで水分をふき取ります。
セミロングなので、一度拭いただけではまた水分が落ちてきてしまうので、顔に化粧水をつけながら、何度か髪もタオルで拭くことを繰り返します。
ある程度水分がとれたら、次はドライヤーです。
以前は下から上に向けてドライヤーの風を当てていましたが、上から風を当てる方がキューティクルの流れに沿うかたちになる、という記事を読んでからは、上から風を当てるようにしています。
温風のあとに冷風をあてて、ドライヤーは終了です。
そのあと、椿油を髪全体に軽くなじませます。
髪の外側からのケアでは、この椿油が一番効果が感じられました。
私の場合、どちらかというと髪が乾燥しやすいタイプなので、特に冬場は乾燥した風に吹かれると、髪の毛が広がってしまって収拾がつかなくなってしまっていましたが、椿油を使うようになってからは、その悩みも改善されたように思います。
つけすぎるとベタっとした印象になってしまうので、初めは1~2滴つけ、足りないようなら追加してまたつける、というふうにしています。
次に内側からのケアですが、よい髪質のためには栄養バランスのとれた食事が大切だと考えています。
よく、「すこやかな髪のためには海藻類がよい」と聞きますが、髪の毛はタンパク質からできているようなので、肉や魚も欠かせません。
もちろん野菜もバランスよくとりいれます。
以前勤めていた会社で、肌のきれいな先輩がいたのですが、その人は髪もきれいだったので、「肌と髪はつながっているんだなあ」とつくづくと思ったものです。
身体の内側からケアすることは、健康に良いだけではなく、美容のためにも大事だと思います。
また、「髪のために」というよりも、「健康のために」ということになりますが、タバコを吸わない、お酒はほどほどに、というのも大事なことだと思います。
以前、疲労がたまり、1週間ほど寝込んだことがありましたが、体力が回復した後に鏡をふと見ると、以前より白髪が多く生えていることに気づきました。
その後白髪が大量に増えることはありませんでしたが、健康状態が髪に与える影響に気づかされた出来事でした。
疲れた時には睡眠をしっかりととることや、軽い運動をして新陳代謝を高めること、身体を冷やしすぎないことなど、健康のために行っていることが、結果として髪にも関係しているんだな、ということが良く分かります。
そしてそれは、若い時よりも、ある程度年齢を重ねた今だからこそ、顕著に分かることでもありました。